「全ファミ。」ブログ編

チョイスゴコンピュータ開発者インタビュー ~ファミコンソフトを手作りしたツワモノ~ その4

■自分で面白いのを作ったほうがいい■

7:『電子艦隊ナック』も趣味ですね。09年のゴールデンウィークあけくらいに一回つくりはじめたんですよ。ゲーム大会の時に『ナック』も作りましょうよみたいな話をしていて、作れるかどうか調べてみたんですね。
関:『ナック』の仕様と画像データを渡しまして。『ナック』のプログラムソースがないので、続編と一緒に作ろうという話をしていましたね。ソースがなくても仕様があれば最初から作るということでしたので。最初、チョイコン制作では外注も使っていたので、ちゃんと仕様書を作っていたんですね。
―――『ナック』は裏モードになると通常のゲームスピードになるのって面白いですよね。
関:いや、なってないですよ。操作性がよくなるのとバランスが変わるだけで。本当は『チョイコン』版でそうするつもりだったんですが、時間がなくてやめたんですよ。

ALIM00761.jpg

関:(『ナック』を起動しつつ)そういえば、最初に動画を撮りましたよね。そしたら画面が映らなかったんですよね。お決まりのネタにできなかったという。
7:最初はわからなかったんですよ。基板のままいれちゃうとファミコンの奥まで入りすぎてしまって起動しなくて、後になってから浮かせるといいみたいな。
関:カセットの向きがあって逆に挿すとショートしちゃったかななんてこともありましたね。逆挿しも耐えられるんですけれどね。
7:基板にROMを逆挿しするとダメなんですよね。
関:電流が逆に流れてしまうんです。
7:(『ナック』には)わけのわからないバグがあるんですよ。いきなりやられてしまうやつ。で、左長押しとスタートボタンでコンティニュー。
関:『ナック』に関しては、79さんがひとりで密かに作っているんですよ。グラフィックも一人で。
7:ファミコン用の画像になっていないので、チョイコン版を見ながら作りましたね。
関:大きさもデカいですからね。チョイコンは最初16ドット×16ドットで作ったんですね。ただ、それだと携帯の画面だと小さくて、わざわざ作り直したんですよね。あと、ファミコンならではの4色をあんまり理解していないで、「ファミコンっぽく見えればいいや」という、雰囲気で作っていたのもありまして。

電子艦隊ナックタイトル
これぞファミコン的なタイトル画面。いや、ファミコンなんですけどね

7:実際にやってみると制限がたくさんありまして、例えばパレットは16×16の大きさが1つの単位で、それを敷き詰めていくんですが、一部だけ書き換えるのはかなり面倒なんですね。なので、最初はやはり苦労しました。
―――そのあたりは独学ですか?
7:いまはネットがありますから、ネットの情報を調べました。
関:意外と作っている人は多いんですよ。
7:おもてに出ないだけで。
関:ただ、その人たちってオリジナルじゃないんですよね。コピー品とか。だから、できなくはないんですよね。よくよく考えると。
7:試行錯誤しながら作りましたね。
―――『バス太郎』も苦労されてましたよね。
7:去年は忙しくて……。
関:仕事が忙しくなければ、もっと楽に作れていたと思うんですよ。
7:作っている間は寝るのが3~4時ですかね。
関:まあオンラインゲームをやっている時もだいたいそんなものですよね。作りたくて作っているわけですから。
―――(笑い)確かにそうですね。

その5に続く

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