「全ファミ。」ブログ編

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もしソニーが任天堂と一緒にプレイステーションを作っていたら

 かつて、ソニーは任天堂と共にスーパーファミコン用CD-ROMを開発していた。この話はウィキペディアに詳しい。そこで、この計画がポシャらず、そのまま進んでいった歴史ifを考えてみよう。

【並び立つ次世代3ハード】
 ソニーと任天堂とで共同開発されたプレイステーションは、当初の計画通りスーパーファミコン用の拡張CD-ROMとして発売された。当初、業界およびゲームファンの間では「PCエンジンCD-ROMの後追いか?」「声が出るだけなんだろ?」「マリオがアニメになったってしょうがないじゃん」などと冷ややかな見方が大勢を占めていた。しかし、プレイステーションによって可能となった3Dポリゴン処理で作られた「スーパーマリオPS」(!)が、その見方を覆す。
 「マリオの世界って立体にするとこうなってたんだ!」
 「カクカクしてるのに違和感ねーじゃん」
 「TAMA転がしてるだけなのにおもしれー!」
 任天堂はポリゴンの角張りを巧みにドット風味に表現していたのだ。これにより、スーパーファミコンのドット絵に慣れ親しんだ層は安心感を得ることができ、スムーズに3Dポリゴンの世界へ入り込むことができたのである。
 一方、ソニーは任天堂のセカンドハウスとして、3Dポリゴンを生かしたゲームを数多く開発していった(なお、販売はSMCであるが、開発を担当したのは『田代まさしのプリンセスがいっぱい』で有名なEPICソニーである)。これにより、ソニーはソフトウェア開発力に磨きをかけていくことになる。
 一方、任天堂とソニーの連合軍に対抗すべく、NECは松下電器と組んでPC-3DOを発表する。元々、松下電器が携わっていた規格にNECとハドソンが乗った形である。「三つ集まってDOすんの?」という冷やかしの声もあったものの、PCエンジンのコア構想がようやく形になるところまで到達したのだ。後のテレビCMで「DoDoDo!」を連呼したのは、コア構想の願いを込めてのものと言われている。
 さて、最後に残ったセガであるが、連合軍に組することなく、単独で新ハードを開発することを発表する。その名はセガジュピター。雄々しさ、雄大さをイメージしたそのハードは、スプライト機能と3Dポリゴン機能の双方のよさを残していた。比率にすると2対8である。当初は変形スプライト機能を強化する方針で開発が進められていたが、スーファミ用プレイステーションの3Dポリゴン処理能力に対抗すべく、ポリゴン処理を強化する方向に転換したのである。これが後に大きな意味を持つことになる。

【両雄、並び立たず。そして……】
 順風満帆に見えたスーファミ用プレイステーションだが、泣き所もあった。任天堂の製品であるにも関わらず、故障が頻発したのだ。実を言えば、任天堂は当初からCD-ROMに懐疑的であった。CDの読取装置やCDそのものの寿命の短さを疑問視していたのである。また、ソニーと任天堂との間で、「スーパーファミコンの次」を担うハードの考えかたが大きく異なっていたことも原因であった。そのため、スーファミ用CD-ROMであるプレイステーションは、わずか2年でその役目を終えることになった。任天堂は再びハードを単独開発する道を選び、ソニーもまた、自社でのゲームハード開発を進めることになったのである。
 これに困ったのはスクウェアだった。開発中の『FFVII』を発売するハードがなくなってしまったのだ。任天堂かソニーの新ハードを待つか、それとも……。そして、スクウェアは1つの決断をする。『FFVII』をセガジュピターで発売することを発表したのだ。セガハードへのまさかの移籍劇は、セガジュピターのポリゴン処理能力を買ってのものだった。人気絶頂のスクウェアを自陣営に引き込むことで、任天堂の後塵を配し続けていたセガが、初めてゲームハード戦争に勝利したのである。
 しかし、任天堂とソニーの新ゲームハードの発売はついそこまできていた。セガがこのまま突っ走るのか、PC- 3DOに逆転の秘策はあるのか……。過去に4種類のゲームハードが同時に並立していた歴史はほとんどない。どこが勝利を収めるのか、次世代機戦争から今後も目が離せない。

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