「全ファミ。」ブログ編

ファミコンウォーズマニアック~飛びの美学~

『ファミコンウォーズ』の初期ロットは、バックアップデータが飛びやすい。どのくらい飛ぶかといえば、ゴルフボールのCMでいうところの「反側級の飛び」である。とにかく飛ぶ。適当にファミコンへ挿せばたいてい飛ぶ。猫がカセットに触れば猫リセットならぬ猫飛ばしが発生する。プレイヤーの戦意をも飛ばしてしまう飛び加減である。(ここまでの記述には多少の脚色が加えられています)
 こんな強烈な「飛び」をゲームに取り入れてみたい。誰でも一度はそんなことを考えないだろう。考えるのは奇人か変人かファミプロくらいだ。そこで考えた。まず、4~5本の『ファミコンウォーズ』カセットを用意する。次に、それらのカセットを1つずつ、順番に差し替えながらゲームを開始する。カセットごとに攻略方法を変えるとよいだろう。
 当然、差し替えを頻繁に行うことになるから、セーブデータが飛ぶ確率も高まっていく。しかし、それこそが狙いなのだ。ハンニバル級の戦略であろうが、敗色濃厚の戦いであろうが、無敵の快進撃であろうが、セーブデータの機嫌ひとつですべて吹っ飛ぶ。その無常さを楽しみながら、セーブデータの生き残りがひとつになるまで、差し替えプレイを繰り返していく。そして、最後まで飛ばずに残った1つが、キングオブファミコンウォーズである。飛びの美学が連発される中で、唯一飛ばなかった筋金入りのカセットなのだ。カセットに対する愛着はひときわ強く大きくなるだろう。また、そのカセットで行っていた攻略がどんな方法であろうと、最後までそれを貫けば、ただクリアするよりも遥かに大きな感動を得られるはずだ。
 飛びの美学も使いようである。私もいつか、『ファミコンウォーズ』を20本ほど集めて挑戦してみたいものだ。

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