「全ファミ。」ブログ編

つまらん! ゲーム脳主張派の話はつまらん!

 以前、ゲーム脳主張派の本を読んだんですけれども、本当に面白くないんです。研究結果がしょーもない、根拠がないという以前に、「恐怖を煽るだけ煽って、だからゲームをやめよう」なんてだけのつまらない文章では、今、実際にゲームをやっている人たちが、まったく読む気にならないと思うんですよ。ゲーム好きな連中はエンタメ的なものやゲーム心のあるものを好むわけで、そういったものがない人がゲームがどうこうといったところで、説得力がこれっぽっちもありゃしないんです。

 ところで、プロ棋士の直感をfMRIで調べた研究があるんですけれど、ゲーム脳主張派は将棋ならいいんですかね。コンピュータゲームなんかよりもずっと長く、600年も続けられているゲームですよ? プロ棋士の脳なんてゲーム脳に汚染されまくりなんじゃないですか?
 ああ、反射じゃないからいいんでしたっけ。でもね、反射的な動作で構成されているゲームであっても、より効率よく反射を使うには? って考えたり、反射一辺倒では勝てないときにどうするのか? って考える時があるんですよ。で、「そうか、わかった!」というひらめきが発生した時、ゲーム脳と称される状態とは違う状態に脳が働くはずなんです。将棋の直感と一緒ですよね。
 ちなみに別の記事では、プロ棋士は日常的に脳がひらめいている状態になっていると書いてありました。ロマサガ2でいう電球つきっぱなし、茂木先生いうところのアハまくりですよ。ただ、ゲームでもそういう状態を作り出せるものがあると思うんですよ。パズルゲームとかね。

 話がちょっとずれました。ただ、ゲーム脳主張派がいまだにいるってのは、ゲームをする・させる側にも隙があるからだと思うんですね(※)。特に子ども。ゲームばっかりやっていて勉強しない、と。そういうお子さんのいる親御さんを、ゲーム脳主張派は狙い撃ちにしてるんじゃないですかね。
 でもね、子どもがゲームばっかりしているからといって、それをただちにやめさせるってのはどうでしょう。ノーベル化学賞の下村さんも「子どもには興味のあることをさせなさい」と言ってますしね。もちろん、ゲーム漬けにすればいいといっているわけではないと思うんです。そんなのは親の責任放棄ですし、子どもを導くのは親の務めですからね。
 だから、たとえば「そのゲームはどうして面白いのかな?」って子どもに聞いて、その面白さを文章にさせてみるというのはどうでしょうか。私も物書きの端くれですが、ゲームの面白さを人に伝えるのはすごく難しい。はっきり言って、とても頭を使います。ゲームだってそういう使い方をすれば、ゲーム脳みたいなくだらない話でなく、きちんと脳を働かせることができると思うんです。国語の授業で作文を書くよりも、よっぽど文章を書く練習になるんじゃないでしょうか。興味があることなら、子どもはいくらでも集中しますからね。むしろ、私が子どもの時にそうしたかった。そんなに面白い“勉強”ならいくらでもしちゃうでしょう。私が子の親になったら、間違いなくそうさせますね。

 
 ……とまあ、ゲーム脳主張派があんまりにもつまらないので、ゲームを生かす方向で話を展開してみました。どんなもんですかね、森昭雄教授。


※……ゲームの作り手側である任天堂の岩田社長は、「家庭の邪魔にならないハード」としてWiiを作ってますよね。ゲームを家族のだんらんに使う。さすがのゲーム脳主張派も、これは断罪できないでしょう。

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ゲーム脳なんざを主張する医者がまだいるとは。
ゲーム脳主張派に提案と実践で反論する。

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