「全ファミ。」ブログ編

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『ロマサガ2』のひらめきはなぜ電球なのか。

 『ロマンシングサガ2』における“技のひらめきは”、あまりにも心地がいい。あの電球とピカーン! という音は、必然とさえいえる。では、なぜひらめきは電球なのだろうか。レベルアップでおなじみのファンファーレではダメなのだろうか。

 ファンファーレの代表といえば、これまでも幾度となく触れてきたように『ワルキューレの冒険』である。ワルキューレのレベルアップ時、トランペットのような高らかなるファンファーレが流れる。それを聞いたプレイヤーは、ワルキューレの強化によってこれまでの努力と苦労が報われたことを実感するのだ。
 その音を聞き、岬で鍵を守る敵を倒しにいこうと決心する者もいるだろう。次の大陸へ進もうと思うプレイヤーもいるかもしれない。山を斧で切り開き、力ずくで作った船場から船出するお調子者がいても不思議ではない(これは私だ)。ファンファーレは、新たなる出発への合図でもあるのだ。

 翻って『ロマサガ2』のひらめきはどうだろうか。『ロマサガ2』において、技をひらめくのは努力の積み重ねではない。いくつかの条件があるものの、ほとんどは偶然である。また、技を覚えることは、新たなる旅立ちに必ずしもつながるわけではない。ゆえに、ひらめく音がファンファーレであってはならないのだ。

 では、電球は何を表現しているのか。
 それは、キャラクターたちの内面なのだ。
 彼らの頭の中には、ずっともやもやとしたものがこもっている。それは、新たなる技への想いだ。
 生き残るため、勝ち続けるため、皇帝を支えるため、意識の内外で、彼らは強い技を追い求めているのだ。
 そして、幾度となく戦闘を積み重ねる中で、はっきりと見えていなかった技の出しかたが明らかになったその刹那、それは点灯する。まるで、電球に電気が通じたかのように。

 ゆえに、『ロマサガ2』のひらめきは電球なのだ。
 そして、キャラクターたちの「ひらめき」が伝わってくるからこそ、私たちプレイヤーは、『ロマサガ2』のひらめきを愛してやまないのである。

---------
ゲームについて考える。

『ロマサガ2』のひらめきはなぜ電球なのか。
シリアスゲームをシリアスじゃない方向で遊ぶ
なぜ『ドラゴンクエスト』の勇者は常に前向きなのか?
音楽のない音ゲーは可能か?
シューティングゲームとは何か? その2 ~シューティングゲーム因数分解~
脳トレ以外で脳トレする話

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://zenfami.blog91.fc2.com/tb.php/276-2e936052
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。