「全ファミ。」ブログ編

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デバッガーに向く人、向かない人

 ゲームのバグだしについて考える。
 レースゲームでバグを出す話
 『F1レース』で基本的なバグ出しをしよう。

 3つもエントリを書いてしまったので、ゲームのバグ出しについてもう少し。

 これまでの経験上、バグを出す仕組みを教えていても全く出せない人もいるし、バグ出しの初日から市場に出回っている製品のバグを出してしまう人もいる。実のところ、「バグを出す仕組み」は知識の集合であり、体系的にまとめることができる。また、それを教えれば誰でも理解することができる。ただ、「ではどうやったら実際にバグを出せるのか」ということになってくると、知識だけではおぼつかなくなってくる。何より、知識もないのにバグを出す人の存在を説明することができない。
 初心者なのにバグを出す人に話を聞くと、こんな答えが返ってくる。
「何となく出そうだと思ったので……」
 おそらくは直感で出しているのだろう。しかし、それが重要なのだ。デバッガーに向いている人のバグは「出そうとして出したバグ」であり、向いていない人のバグは「たまたま出てしまった」ものに過ぎない。だから、バグの種類を見ると、その人がどういう考えかたでバグを出しているのかもわかってしまう。下手すれば仕事に対する姿勢すらも。
 「出すもの」と「出るもの」では全く違う。バグを出す人は、バグを出そうとして操作し、それでバグが出なければ、「ちゃんと作ってるなぁ。じゃあ、ここならどうだ!」とさらなるアプローチ手段を考えることができる。1つの処理に対して、処理のないところを探し、穴を探し、限界を探し、固有のケースを探し、組み合わせを探し、どうやったら効率的に漏れなくバグを出せるかを研究し、本当の意味での「たまたま」、すなわち発生頻度の低いバグですらも「出して」しまったりする。
 結局のところ、バグ出しに特別の才能は必要ない。「バグは出すもの」ということを理解して実践できる人が、デバッガーに向いているのだ。

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ゲームのバグを出す話

ゲームのバグだしについて考える。
レースゲームでバグを出す話
『F1レース』で基本的なバグ出しをしよう。
デバッガーに向く人、向かない人
じゃんけんマシンが史上最強すぎる件
バグ出しを暮らしに生かす話
ロマサガ2のひらめきに思うこと

コメント

狙ってバグを出そうとする姿勢はもちろん
必要ですが、製品って「初心者」の人が
遊ぶわけですので
「バグを出す仕組み」を理解していない人も
デバッガーには必要なんじゃないかと。
フリープレイで不確定のバグなんてよく出るものです。
自分としては、長時間の単調作業に耐えられる根気のあるなしが向き不向きなんじゃないかなぁと思いました。
よくネバッグしててすんません。

  • 2008/09/07(日) 12:52:28 |
  • URL |
  • ファミっ子さん #-
  • [ 編集]

フリープレイで出てくる不確定のバグについては、本当は仕様チェックの時点でつぶしておかないといけないんですよね。
初心者がやりそうなことをパターン化してバグ出しに組み込むのも、プロのデバッガーの仕事と言えるでしょうね。

  • 2008/09/07(日) 14:30:09 |
  • URL |
  • 支部長 #-
  • [ 編集]

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