「全ファミ。」ブログ編

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続々・ファミプロのアイデアのタネ

過去の貯金で食っている部分が大きいんですよ。貯金とは、ずばり「ゲームのデバッグ」。初めて会う人に対して、自己紹介がわりにいつも言うことがあるんです。
「ゲーム会社にデバッグのバイトで入って、いきなり2日目から23時までデバッグして、その月は300時間労働で、翌月が400時間労働で、またその翌月の労働時間が517時間」って話なんですね。
1日平均17時間労働で、週に一度帰るだけ。会社の近所にある銭湯で洗濯&風呂。食費を浮かすために、炊飯器を会社に持ち込んでご飯を炊く毎日。食費は月6000円くらいだったかな。若い時の俺は、今にも増してバカですなぁ。この時、時給は750円で、バイト代として387750円をもらいました。これでネオジオとMDプレイヤーを買ったかな。ちなみに、このバイト代を超える給料はしばらくの間もらえませんでしたね。この長時間労働のおかげで、多少の仕事では容易に音を上げなくなりました。実にいい経験でしたよ、今は間違いなくできないでしょうけどね。
デバッグしたのはSFCのとあるRPG。これを1人でデバッグしてたんです。まあそりゃ時間がいくらあっても足りませんわな。ただ、時間が足りないんで、とにかく効率的にバグを出さなきゃいかんわけです。だからバグを出すために知恵もしぼるしぼる。しかし、知恵をしぼって書いたバグレポートが、「それは仕様です」みたいな感じでディレクターに却下されるわけですよ。
話はちょっと戻りますが、この会社でデバッグを始める際に、担当ディレクターに「デバッグは100%任せてください」と自信たっぷりに伝えたんですよ。しかし、そのディレクターがこう言うわけです。

200%任せられるかどうかは、あなた次第だけどね

ちなみに、担当ディレクターは美人のお姉様でした。マジで。このセリフを言った時の、彼女の冷ややかな視線と口調は、10年以上経った今も忘れてませんね。デバッグのバイトから社員に成り上がることを狙っていた俺が、こんなことを言われて燃えないわけがない。それならば……というわけで、毎日バグレポートを10枚くらい書きまくったわけですね。最終的には、バグレポートを書いた紙が10センチくらいの束になったかな。下手な鉄砲数撃ちゃ当たるってやつです。致命的なバグも随分と見つけたような記憶がありますね。
そんなわけで、バグだしをするのが目的とはいえ、「ゲームを多角的に分析する」というクセがついたんですよ。これが、今の仕事につながってるってわけです。

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