「全ファミ。」ブログ編

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パニハイの何が面白いのか

日曜日に書いたエントリで火がついてしまったので、パニハイの何が面白いのかを書いておく。もちろん2014年秋発売のリメイク版の宣伝という面はあるのだけれど、なによりもこの面白いゲームをみんなに知ってほしいし、遊んでほしいし、何よりもこの面白さの核の部分を味わってほしいという思いのほうが強かったりする。

パニハイは、キャラクターカードに書かれた数値を足して、その合計値の高いほうが勝つ。基本的にそれだけのゲームだ。戦闘中に数値が倍になるキャラクターがいたり、戦闘中に相手のキャラクターカードを奪うカードも存在するけれど、それらはすべて相手よりも高い合計値を出すために存在する。基本からずれていない。だから、相手の合計値を上回るためだけに思考を集中させることになる。

相手が持っているカードは何か。合計で何点か。前回使ったカードは何か。場にさらしていない(つまり情報が見えていない)手札は何枚か。(相手のカードを引きぬく)わいろは何枚場に出たのか。何枚のわいろを持っており、何枚使ってくる可能性があるのか。(戦闘に出したすべてのカードを全滅させる)婦警さんは何枚残っているのか。自分に対して使ってくる可能性はあるのか。
自分は何枚これまでに手の内のカード(と点数)をオープンしたか。場にさらしていない(相手が情報を見えていない)手札は何枚持っているのか。相手は自分の合計値を何点だと思っているのか。

単純に合計値を比べるだけでも、それだけのことを把握する必要がある。なぜか。パニハイで勝負に勝つには、相手よりも多くの合計値を出せばよい。けれども、勝った瞬間に、「合計値がいくつなのか」を把握されてしまう。強い戦力を持つプレイヤーは、みなに警戒される。策謀カードで手札を削られ、わいろで奪われ、時には婦警さんでカードを捨てさせられることもある。だから、できるだけ情報を見せず、最低限の戦力で勝つ必要があるのだ。

もちろんそれは、自分の戦力を温存しておくという意味でもある。相手の情報をを把握し、自分の情報を隠しておけば、相手よりも合計値が低くても勝つ見込みが出てくるのだ。狙い目は、相手が勝負を決するために全力で勝負を挑んで勝利した、その後。相手の戦力がほぼわかっている状態で、こちらからそっと少ない枚数のカードを伏せ、戦闘を挑むのだ。
そして、一言こう言い添える。「強い戦力だとわかっていて、攻めてます」

相手は、「自分の強さを分かっているのに攻めてくるとはどういうことだ?」といぶかしむ。こちらのまだ見ぬ戦力を警戒し、ワイロで自らの強力な戦力が奪われることをおそれる。
そして、相手は悩んだ挙句に無条件降伏し、場所カードをこちらに明け渡すのだ。そして、こちらの(たいていは最低点の)戦力をオープンした時、自分の興奮はMAXまで跳ね上がる。まさに「小よく大を制する」という言い回しそのもの。虚々実々の駆け引きにこそ、面白さの神髄があるのだ。


追記:
少し話はそれるけれども、パニハイの登場人物はみな戦国武将の苗字がつけられている。前のエントリでも作者はウォーシミュレーションが好みだと書いたけれど、パニハイの戦いというのは、実は戦国時代の合戦に近いのではないだろうか。偵察部隊での軽い一当たりは基本中の基本で、一騎討ちや総力戦も当然できる。引き抜き、籠絡、素波(すっぱ)までなんでもござれ。没落した大名から土地をかすめ取るのは戦の世の常である。戦国時代を愛する人なら、なるほどこのゲームは戦国時代だな…とわかってくれるはず。

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