「全ファミ。」ブログ編

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「髑髏と薔薇」を21人でやってみた!


思いついてもなかなかやらない、そんな遊びが大好きなんです。変わった遊びかたをいろいろと考えていく中で、以前にとあるボードゲームイベントで行った「27人ニムト」がめっちゃ面白かったんですね。そこで、今回は20人「髑髏と薔薇」をやろうと決めたのです。

■薔薇と髑髏とは■


ここで「薔薇と髑髏」を知らない人に説明しておきますね。知っているかた、基本ルールはいいから面白いとこだけ読みたいというかたは本文へどうぞ。
「薔薇と髑髏」は暴走族の抗争をテーマにしたゲームです。まず、参加プレイヤーにカードが4枚配られます。内訳は薔薇が3枚、髑髏が1枚。参加プレイヤーは配られたカードの中から、カードを裏にして出します。親番となったプレイヤーは、裏側にして出されているカードの中に、薔薇のカードが何枚混ざっているか、宣言しますす。たとえば裏返しのカードが5枚あり、その中に薔薇のカードが3枚あるなと思ったら、「3枚」と言うわけです。もし、他のプレイヤーが全員パスをしたら、見せ場の始まり。裏返しになっているカードを1枚ずつ表にしていき、3枚の薔薇をめくることができれば、勝利に向かって一歩前進! ここで再び全員がカードを裏にして出します。もう一度、あなたが薔薇の枚数を宣言し、その枚数を見事にめくることができれば、勝利するというわけです。

でも、このゲームの面白さは「髑髏」カードにあります。裏返しに出されたカードに髑髏がまざっていて、もし、それをめくってしまったとしたら、あなたの見せ場はそこで終了なんです。手持ちのカードを1枚捨てられ、手持ちのカードが少ない状態でゲームを再開しなければなりません。ルールでは、裏返しのカードをめくるとき、自分のカードからめくらないといけないことになっています。ですから、自分の宣言の後に全員がパスした場合、自分が髑髏を裏返しに出していたとしたら、自ら髑髏をめくらなければならないわけです。このくやしさがいいんです。髑髏をめくらせて勝つ! 髑髏をめくって悔しがる! え? 薔薇をめくるゲームじゃないかって? 細かいことはいいんです! 髑髏をめくらせてカードを1枚ずつ減らし、全員のカードをなくさせれば勝ちなんです! そのほうが抗争と呼ぶにふさわしいでしょう。

■まずは脱退から始まった


さて、まずは17人プレイからスタートしました。これだけカードが出されていれば薔薇のカードをめくるのは簡単! とばかりに、10枚、11枚など、高い数値の宣言がどんどん飛び出します。でもそうは問屋がおろさない。もしも場に10枚が出されていたとしても、薔薇10枚をめくる前に、たいてい髑髏をめくってしまうのです。しかも我々全ファミメンバーは、無類の髑髏好き。主催の私なんて、自分の手持ちは髑髏8枚と常々宣言してますからね。宣言したとおりに薔薇をめくりきるのは容易ではなく、みなさん、次々と手持ちのカードを減らしていきます。

そんな中で、一人のプレイヤーが宣言したどおりの枚数をめくり切ることに成功しました。6枚か7枚だったかな? 参加プレイヤーが多人数髑薔薇の塩梅をつかむ前に、するっと抜け出したのです。その後、4人のプレイヤーが参加し、21人での対戦となりました。相変わらず11枚、12枚など、族らしい無鉄砲な数字が宣言されていきますが、もちろんめくり切れずに轟沈するプレイヤーが続出します。その様子をみたプレイヤーの一人が「1回めくり切れば勝利でいいんじゃない?」と言い始めますが、族のリーダーたる私が「もう一回勝ってる人がいるからダメ」と言って、それを認めません。族はヘッドのいうことが絶対!

すると、先の見えない族での毎日に不安をおぼえたプレイヤーが、無鉄砲なことを言い始めました。「誰かが枚数を宣言したら、それの1枚上を必ずコールする」宣言です。族のリーダーは完全決着を望むのに、完全決着がいつになるかわからない勝負に嫌気がさしたのでしょう。つーか、「早々に抜けて違うゲームをやりたい」という意思表示ですね。こうして、自爆覚悟の高い枚数コールが続出します。走り屋集団「全不破魅」リーダーたる私は思います。「みんなそんなに族をぬけてーのかよ! これでライバルが減って勝利しやすくなったぜ! 自爆? どんどんしてくれや!」 

薔薇をめくり切って勝とうなんて、そんな勝ちかたは私の中にはありません。20人を脱落させて一人だけ生き残ってたほうが、どうみても族っぽいじゃないですか。ブラックエンペラー総長ラブじゃないですか。というわけで、薔薇を出すつもりなど一切なく、ひたすら他プレイヤーを脱落させることに心血を注ぎました。私の髑髏をめくって手持ちのカードが0になったプレイヤーも出てきて、それはもうテンションが高まりましたとも! 

13人からが本番


このゲームのポイントは、手持ちのカードから髑髏がなくなった時、なんですね。つまり、その人のカードは必ず薔薇なので、安心してめくることができる。こうなると、そのプレイヤーは著しく不利になります。族は手の内を見せないのが強みなんですよ。で、その不利になったプレイヤーが何を目指すかといえば、「めくられる前にめくっちまえ」、すなわちめくり勝ちです。開始してから45分を過ぎるあたりから、手札が1枚しかなく、それが薔薇であることがばれているプレイヤーが何人も出始めました。彼らはこの苦しい戦いに終止符をうつべく、果敢に宣言していきます。そして当然髑髏をめくり! 族からの卒業! こうして、薔薇だけを持つプレイヤーが全員いなくなり、残るは歴戦の勇者13人となったのです。

生き残ったメンバーは、「人数が減ってからが勝負」と長期戦になることを見越していたものばかり。手札もたっぷり残しており、精神的にもタフです。すると、生き残ったメンバーの中で、共通のコンセンサスが生まれます。「薔薇の枚数は6枚が限界だろう」、と。6枚までは安心してめくれるのです。つまり、少なくとも6人はまっとうにめくりきって勝とうとしているように思えるんですね。ただ、7枚目、8枚目となると、もうこれはアカン。これは髑髏だなという、真っ黒いオーラが漂ってくるのです。これは容易にはめくれない。もし、7枚、8枚と宣言してしまった、あるいは勢いでさせられてしまったとしたら、手持ちのカードがなくなるのは確定となっていたのです。

こうした中でも、7枚、8枚を宣言するつわものが現れます。さすがは精鋭、ちゃんと6枚まではめくるんです。しかし、どうしてもあと1枚がめくれない。例の真っ黒いオーラがカードから漂ってきます。そしてドボン! なんて恐ろしい子! こうしてどんどん人数が減っていき、気が付くと、9名にまで減っていました。おそろしい内部抗争により人数が減っていく、モノホンの族のようでしたな。

全不破魅リーダーの見せ場、そして意地


こうした中、私に最大の見せ場がやってきます。私も序盤に遊びで2枚ほどカードを捨てていました。ほら、族のみなさんってサツのお世話になった回数自慢とかしてそうじゃないですか、あれですあれ。減ったんじゃない、自分から捨てたんだ、と虚栄を張るわけです。
んで、私は例によって髑髏を出していたのですが(ゲームを通じて、薔薇を出したのは2回しかありませんでした)、親版プレイヤーが、カードを重ねおきしたのです。親番のプレイヤーは、薔薇の枚数を宣言するか、もう一枚、裏にしてカードを重ねてもいいんですね。この21人髑薔薇では、カードを乗せることがほとんどなかったのです(もともと乗せル事の少ない人達の集まりなんですが)。そして、親番の次のプレイヤーも、その次のプレイヤーも重ねおきをするわけですよ。そして私の番。ここで、私もカードを乗せることはできました。ただ、宣言のとおったプレイヤーが、私のカードを安全だと思ってめくる。それがどうしてもイヤだったんですよ。だってリーダーじゃないですか。弱いとこ見せられないじゃないですか! 

そこで、私は「1」と宣言しました。ところが、というか、私の性格をよくわかっているというか、他のプレイヤーは全員「パス」を宣言するじゃないですか。そして、私が1枚をめくることになったわけです。つーかあんたらわかりすぎ! 9人も参加者いるのに1枚でいいんかい! と笑いが1分間ほど止まりませんでした。しかたなく、いや、いさぎよく、自分のカードをめくり、髑髏を見せます。で、髑髏をめくってしまったので、カードを1枚捨てるわけです。ここで薔薇を残せば、まだ勝負することはできるんですよ。でも、そんなのは私らしくないので、みなには見せないように、かっこよく薔薇を捨てました。

ゲームは進みます。絶妙な枚数の宣言を行い、それを通したプレイヤーが、私のカードを「確認したいなー」といってめくりにきました。私は「(リーダーを)なめんな!」と叫びましたね。「おみそれしました」と彼は言いましたが、もちろんここで、私のゲームは終了しました。最後の薔薇を捨てた時点で終わってたんですけどね、うはは。ただ、勝利の可能性がなくなったとしても、自分らしさを通して、このゲームの行く末を見届けようと思ったのでした。

こうして、勝負は終盤戦に突入しました。残りプレイヤーは8人。しかし、私を含め、髑髏しか持っていない人が2名なので、実質6人での戦いになりました。こうなると、ごくごく普通の「髑髏と薔薇」です。そして、ブラフゲームに長けたプレイヤーが見事に勝利したのです。
ただ、そこに至るまでの過程における、笑いとドラマと驚きとどよめきが、普通のプレイより、ずっとずっと多かったなぁと。27人ニムト、21人髑髏と薔薇とやってきたので、次は20人ノイとかやってみたいですね! 

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